ダイアナ・ロス プロフィール
1944年3月26日、デトロイト生まれ。高校時代の友人たちと結成したソウル・ヴォーカル・グループ、シュープリームスとして1961年モータウン・レコードと契約。1964年「愛はどこへ行ったの」から全米ナンバーワン・ヒットを連発。アメリカへ進出してきたイギリスのビートルズへの最大級の対抗馬と目された。シュープリームスとして12曲のナンバーワンを獲得後、1970年ソロ・シンガーとして独立。のちに映画『天使にラブ・ソングを 2』などで歌われた「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」(ダイアナのものは1970年ヒット)以降、ライオネル・リッチーとのデュエット「エンドレス・ラヴ」(1981年)まで6曲のナンバーワン、計18曲の全米ナンバーワンを記録。女性シンガーとしてマライア・キャリーと並びナンバーワン曲数タイ記録を保持している正真正銘の「ディーヴァ」。特に日本ではコーヒーのCMに使われた「ドゥ・ユー・ノウー~」で始まる「マホガニーのテーマ」、テレビ・ドラマ『想い出にかわるまで』(今井美樹・石田純一主演・1990年)に使用された「永遠のイフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」が大ヒットし、お茶の間の人気者にもなる一方、1970年代からディスコを中心に「ボス」「アップサイド・ダウン」などの大ヒットでもおなじみになっている。
ダイアナ・ロス 来日履歴
ダイアナ・ロスの初来日は、1973年6月、以来、1978年、1989年、1992年、1994年とコンスタントにやってきている。単独のソロ一般公演は1996年6月以来、19年ぶり。一般来日としては1997年3月スーパーコンサート、1998年11月「モータウン40周年」コンサート、1999年7月福岡ドームで行われたホセ・カレラス、プラシド・ドミンゴとの共演コンサートなど。
来日記念盤一挙発売
今回の来日を記念して日本でも、ダイアナ・ロスのこれまでの作品が一挙に再発売される。
まず、モータウン時代の作品の権利を持つユニバーサルから、来日記念編成ベスト・アルバム『ダイアナ・ロス/No.1 ソングス』が2014年12月3日発売。さらに、マーヴィン・ゲイとのデュエットで名盤の誉れ高き『ダイアナ&マーヴィン』、シックのナイル・ロジャーズらがプロデュースして大ヒットとなった「アップサイド・ダウン」を含む『ダイアナ』など名作の数々が音質の良いSHM-CDや、1000円という廉価版などでリリースされる。
また、ワーナー・ミュージックからは1980年代に当時EMI/RCAレーベルからリリースされたダイアナ・ロス作品『ファースト・レディ』、「永遠のイフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」の大ヒットを含む作品などが2014年11月26日リリースされる。来日を前に、これらのクラシック・アルバムで予習しておくのも一考だ。
来日記念ベスト盤「No.1ソングス」 2014.12.03. ON SALE
FOREVER YOUNG シリーズ 全12作 2014.11.26. ON SALE
さらに来日を記念して「ダイアナ&マーヴィン」や「ダイアナ」をはじめとする名作の数々が発売決定!
来日を記念して「ファースト・レディ」や「永遠のイフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」をはじめとする名作の数々が発売決定!