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LIVE REPORT

チームしゃちほこ

鯱詣2018<THE LIVE>

2018.2.10 sat. 東京・Zepp Tokyo
open 17:30/start 18:30

「歌って踊って“疲れて帰る”のがしゃちほこのライブ」
怒涛の16曲連続パフォーマンスで魅せた『鯱詣2018』

2018年2月10日、東京・Zepp Tokyoにて、チームしゃちほこワンマンライブ「鯱詣2018 <THE LIVE>」が開催された。
2月3日、愛知・日本特殊陶業市民会館 フォレストホール公演に続き開催された「鯱詣2018」。東京ではこの公演がライブ初めということもあり、彼女たちのステージを心待ちにするファンが数多く駆けつけた。

開演の時。オープニンングテーマ『ういろう・ザ・チャンピオン』に乗せ、メンバーカラーの振袖風衣装に身を包んだ5人がステージに登場。
今年、坂本遥奈以外の4人のメンバーが成人を迎えたことを記念し作られた楽曲『セイジンユニバース』で、景気良くライブをスタートさせた。
続いて披露されたのは『そこそこプレミアム』『もーちょっと走れ!!!』というライブでの鉄板2曲。出し惜しみなしのアゲ曲連発に、会場のボルテージは瞬く間に上昇していく。
さらに、いつもはライブ終盤に歌うことの多かった『マジ感謝』を今回は序盤でパフォーマンス。イントロが流れると会場からは一瞬どよめきが起こったが、すぐさま大盛り上がり。フィナーレさながらの異様なまでの一体感に、メンバーも思わず「まだ終わりじゃないからね!」と笑顔を見せた。

最初のMCでは、名古屋公演でメンバーカラーを“マリッジブルー”から“ドラゴンズブルー”へと変更した咲良菜緒が、中日ドラゴンズに連絡をし、使用許可を得たと報告。晴れて球団公式“ドラゴンズブルー”となった。
メンバーの自己紹介を終えると、「今日は最高のセトリを用意しました。」「ここからぶっ通しだよ?」と観客を煽り、期待を高めていく。

メンバーが立ち位置につき、秋本がギターをかまえるポーズをすると、次の曲に気づいた観客からすぐさま大きな歓声が上がる。疾走感あるサウンドの人気曲『エンジョイ人生』から再びライブスタートだ。
続けてマイクスタンドを使ったパフォーマンスで魅せる『ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ』、愛らしいラップが印象的な『We are…』、会場をエモーショナルな青春色に染める『colors』など、幅広い楽曲で魅了する。
さらに『なくしもの』では、ステージセットの階段に腰掛け、アコースティックなナンバーで観客を引き込んでいく。安定感がありながらも魂を揺さぶる5者5様の歌声に、数多くのライブを経験し、すっかり実力派アイドルへと成長した彼女達の真髄を見た気がした。

会場に激しい雨音と雷のSEが鳴り響くなか、坂本が初めてラップパートの作詞に挑戦した新曲『雨天決行』を投下。『いけいけハリウッド』では、ラブシーン風!?なコミカルな振り付けで笑いを誘い、『START』では拳を突き上げ会場がひとつに。さらに、『抱きしめてアンセム』では、曲中、咲良がステージ上でヘッドスライディング!このライブの楽しさを、全身で表現した。

一度ステージを去り、白を基調とした衣装へ着替えて再び登場した5人。
メンバーカラーを封印した大人っぽくレトロなドレス、回り始める会場内のミラーボール……ディスコ空間へと様変わりした会場で、『NIGI² WONDERLAND』『いいくらし』『SPACEひつまぶし supported by ZEN-LA-ROCK』をパフォーマンスした。さらに新しくアレンジされた『尾張の華』を披露。
“今は小さな花だとしても 誰だって夢描いたっていいでしょ?”そう力強く歌い上げる5人に、観客も色とりどりのペンライトを掲げ応えていた。

ここまでなんと連続16曲!MCなしで怒涛のライブを繰り広げてきた5人。
「やっとしゃべれると思ったらもう今日の感想ですよ!」と茶目っ気たっぷりに笑いを誘いながら、ファンに向け感想や挨拶を一人ずつ述べていく。
坂本は「ただ歌って踊って楽しいだけじゃなく、“疲れて帰る”のがしゃちほこのライブならではの良いところだと思う。それを今回の『鯱詣2018』で証明できたんじゃないかな。」とコメント。咲良は「私、5,6年も続いてることってないんだよね…食事と小学校くらい。」と迷言で会場を沸かせながらも「私、飽き性なんですよ。だけど、飽きないってことはこの空間に魅力があるってことだなと思います。」とグループ、そしてライブへの熱い想いを伝えた。
伊藤千由李は「Zeppさんも20歳、20周年なんですよ。20年前に私はオギャーって生まれて、そのときにはもうZeppができていたのってすごくない? 数字ってすごいって思って。でも、私は数字なんて関係ないと思う。今日ここに集まった人の熱気の凄さは、ナゴヤドーム以上。みんながこうして遊びに来てくれるのは本当に幸せだなって思います。」と独特なコメントで場を和ませた。
大黒柚姫は「3月からもライブがたくさんあるので、目標であるナゴヤドームに向けて、今日の熱量や気持ちを忘れずに1年また頑張っていきます。私は20歳になりましたが、子供心を忘れずに、中学生の時よりもフレッシュでぶっ飛んだライブをやっていきたい。皆さんもライブで一緒に若返りましょう!」と語り、秋本は「次の春のツアーは24回あるんです。どんどん上にいって、最後名古屋で終わった時には、私たちはバケモノになってると思う。バケモノになる過程も楽しんで見てもらいたい。」と、3月から始まる全国ツアーでのさらなる飛躍を宣言し締めくくった。

最後に秋本の「めちゃくちゃ幸せになる曲です!」という言葉から、2月28日発売のニューシングル『JUMP MAN』を披露し、ライブは大盛況のなか幕を閉じた。
全21曲、圧巻のパフォーマンスで魅せ続けた2時間半。客席からの拍手と“しゃちほこコール”は、終演後もいつまでも鳴り止むことはなかった。

「鯱詣」を見事に成功させ、2018年も幸先の良いスタートを切ったチームしゃちほこ。3月からは全国ツアー「チームしゃちほこ SPRING TOUR 2018〜日本中でJUMP MAN!?幸せの使者は君だッ!〜」の開催も決定している。
昨年5周年という節目の年を迎え、新章へと突入したチームしゃちほこ。まだまだ速度を落とすことなく突き進む彼女達から目が離せない!

[TEXT by 日笠麗奈]
[PHOTO by SOSHI SETANI]


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