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ZAZ(本名:Isabel Geffroy・イザベル・ジュフロワ)がフランス中部の都市、トュールに生まれたのは1980年のこと。幼少期から地元の音楽学校に通っていたZAZは、ヴァイオリン、ピアノを習い、クラシック音楽や音楽理論を学んだ。その後、CIAM音楽学校に入学したZAZ はジャズ・ヴォーカルの魅力に惹かれるようになりアンサンブル活動を開始、また、バスク音楽のダンス・オーケストラの団員としても活躍した。

22歳を迎えた頃、ラテン・ロックバンドの「ドン・ディエゴ」と出会ったZAZはその後4年間活動をともにする。

2006年、パリに身を移したZAZはキャバレーで週七日、夜の11時から朝の5時までマイク無しで歌う日々を送る。また、同時期、モンマルトルの路上でストリート・ライブを行うようになり、その噂は次第に広がってゆく。永遠のシャンソンの女王として知られたエディット・ピアフのミュージシャンとしてのキャリアも路上で歌うことから始まったことと、ピアフ同様、その心をくすぐる甘さと切なさを持つハスキーヴォイスから、「ZAZはピアフの再来か」とまで言われるようになっていく。

2007年、後にZAZの大ヒット曲となる「私の欲しいもの」の作詞/作曲者でもあるKerredine Soltani(ケレディン・ソルタニ)との出会いが、彼女の運命を決定づける。ZAZの魅力と能力を見出したケレディン・ソルタニは彼女の音楽的才能を開花させるべく、ZAZに作詞・作曲をするよう、強く勧めるようになる。
そしてついに2009年一月、オランピア劇場で行われたシャンソン新人発掘コンテストに優勝したZAZにアルバムデビューの道が開かれ2010年に、メジャーデビュー。
デビューを果たしたZAZの人気はその後、燎原の火のごとく広がり、瞬く間に名実共に現在フランスを代表するシンガーとなる。

2011年、ヨーロッパ・ツアーだけでなく、4月5日・6日にはパリ・オランピア劇場にてワンマンコンサート、5月にNHK BSプレミアム「アメージング・ボイス」でも特集され、7月に米国デビューを果たすと、9月には米国ツアーを大成功させ、その勢いは止まる所を知らない。

Q ZAZにとって「歌うこと」とは

「自分を表現する方法で一番自分に合ったもの。私のようなたくさんのエモーションや試行錯誤がある人には、とても合った方法だと思う。他の人と何かを分かち合う、コミュニケーションを取る最高の方法なの。ミュージシャンともそうだし、観客ともコンサートが終わった後には何か一つの物語を分かち合い経験し終わったような気持ちになるの」

Q わずか数年で世界中をツアーするスターへとなりましたが、現在の心境は?

「私にとっては誰もがスター。誰しも輝くものを持っているもの。だから私に関してはたくさんメディアに露出したという言い方の方がしっくりくる。2年くらいかけて今の状況になったんだけど、難しいことの方が多いと言えると思う。まだ客観的にはなれないんだけど、そのためには少し休養が必要だと思う。あまりにもたくさんのことが起き過ぎて消化しきれない部分は多いし。たくさんの喜びもあったけれど、たくさんの人の批判や苦言も受け止めなければ行けないし。でも、比較的うまくやってきたと誇りに思ってもいるの。まだ地に足がついていると思うし、なぜ自分が音楽の道を選んだのかを常に意識してやってきていると思う。そして、私の"有名"になったということを利用して、大切なメッセージを伝える手伝いができればと思うし」

Q ZAZはよく「エディット・ピアフの再来」と言われていますが、エディット・ピアフと比べられることに対する思いは?

「これはもうどこに行っても言われることなのよね…(苦笑)。光栄だけれど、ピアフとは違うとは思っているの。たぶん庶民的な言葉づかいや節回しがもしかしたら似ているのかもしれないけれど…。シャンソンは自分がもっとも意識して聞いてこなかったジャンルなんだけど、私の文化の一部だし、気付かないうちに影響されていた部分はあるかもしれないし、エモーションに訴えかける歌という意味では、ピアフと共通するものがあると思う」

Q ZAZが目指す音楽、シンガー像とは?

「もっと歌詞に磨きをかけたい。音楽に関しても、人とのコラボレーションをもっと追求していきたいし、歌詞の世界観、演劇的なものももっと追求したい。そういった意味では、俳優業にも繋がると思うので、興味があるの。楽器ももっと勉強したい。もっと進化して、いろいろなことをいろいろな人とやっていきたい。人との接触によっていろいろ気付く部分も多いし、勉強になるから」

Q ZAZの持つ10年後のZAZ像とは?

「この2年はとても充実していたけれど、出すばかりだったから今は充電して自分の中に何かを吸収することが必要だと思っているの。将来は映画にも出たいの。Eblouie par la nuitのクリップで少し演技することに挑戦したんだけれど、もっと自分の知らないことを追求したいと思ったの。クリエーションは続けていきたい。それは、たとえば私の有名であるということを使ってなにかプロジェクトを立ち上げて、モノを作って、たとえばオーガニック・コットンの洋服とか、それで雇用に繋げる、というような。 人と人が繋がることによって生まれるクリエーションが広がることにとても興味があるの。私は何か世の中のために貢献することが必要なの」

Q 日本公演はどのようなステージになりそうですか?

「まったく想像がつかない!一番強烈な印象が残っているコンサート日本のものだから。日本とフランスは本当に違うから、文化や考え方や、すべて。コンサートが終わったら日本に少し残りたいの。原発のことは正直怖いけれど、世の中にはこわいことなんてたくさんあるんだから、今目の前にあるチャンスを掴むべきだと思うの。今回は前回日本に行ったときとはきっと違ったオーディエンスだと思うから、彼らに出会えるのがとても楽しみ」

Q 日本のファンへのメッセージ

「会えるのを本当に楽しみにしているの。フランス語がわからなくても、きっと通じ合えると思う。この前日本に行った時にステージから"a vous!(あなたたちも歌って!)"と言ったら"a vous!"って返ってきて(笑)。本当にステキだった!日本のオーディエンスにはとても無邪気なところがあって、本当に素晴しいと思う。きっとみんな心から楽しんでくれると確信しているの」